2012年3月23日金曜日

ありがとう

タイミングみたいなものは、準備ができていても
できていなくても、訪れた時に意識して行動したいかどうかだと思いました。

「東日本大震災復興支援として、被災された子ども達にエールを送る!」
障がい福祉・青少年健全育成・親子ふれあいフェスティバル

開催日時・開催会場  山下公園 おまつり広場
2012年4月21日(土)22日(日)10:00 16:00 雨天決行



このフェスティバルに参加してほしいと
お声を頂いた。

なんとまぁ驚く、12年前に仲の良かった高校時代の後輩。
Facebookでぼくをみつけ、
連絡をくれた。

子供たちのために、着ぐるみショーをやってほしいと。



実は、高校時代のアルバイト
イベントなどの着ぐるみショーで着ぐるみの中に入って踊っていた。

その度に、よく後輩たちで見に来てくれたりもしていた。

そして今は、映画などの特殊メイクや、着ぐるみ作製をやっている

ショーを構成したことはないが、やれる要素も、やれる仲間も、やりたい気持ちも
揃ってる。

メッセージを持ってショーを作り上げる。

当然ありがたくお受けした。

後輩は、すっごく喜んでくれた。
心の優しい人がまっすぐ行動して、僕の所にもう一度繋がってくれた。

2012年3月11日に黙祷をしながら思うことがありました。
誰かのために、を大切にし続ける。




人と人、心と心で繋がれる奇跡のタイミングが、小さな力だけど
誰かのために、役に立てる喜びに繋がりました。

おれのほうこそありがとう。




Taiga








2012年3月11日日曜日

あれから一年

宮城に行った。














もちろん撮影で。

ぎりぎりまで悩んだ。

今日、この日、この時間に被災地へ行くことは
ないと思っていました。


すごく静かに時間が過ぎていく

ぽつぽつと人も増えてきていた。


14時46分
地震当日、僕は東京のアトリエにいた。




黙祷

手を合わせて目を閉じてなにを思おう

涙が勝手にでてきてとまらない

なにを意識したわけでもない

今、この時間を一緒に、と思っていたら

今いる大切な人たちの顔がいっぱいでてくる。

すごく短い時間だったと思うけど、ここでしか感じないことがあった。

涙を拭いて前を見たら、みんな静かに笑ってた。

言葉を交わしたこともない人たちが。

いろんな人生があって、いろんな気持ちでここにきて

隣の知らない人とやさしく笑い合っていた。

すごく静かに。


こういうことなのかもなぁと思った。

きれいごとでは済まない、癒えない、解決しない
想像もできないほどのことを抱えて生きている人たちもいる

自分も含め、どこかに気持ちがあるけど
自分で精一杯の人もいる。







生きなきゃいけないし、一人でないし。

きれいごとでは済まないけど人間だし、人間の問題だし
だからやっぱり、
きれいな心は育てたい。

思いやりで与える元気とか
笑顔とか
すごい力がある。

受け止めたり与えたりしたい。

どんな形でもそうありたい。

やっぱり人は無力じゃない。


この一瞬でも、心が少し前に進んだ人が少なくはないと思いました。


これが大きな力を生むかもしれないし、そうじゃないかもしれない。


素直でいなきゃもったいない
やれることが、
やらなきゃいけないことが
やってみることが
だれかと、状況を変えれるって信じたいからがんばれる。

自分のための力なんてちっぽけで、甘える。

「誰かのために」を、
ずっと大切にします。


撮影というきっかけではあったけど、
今日、この場所に来れてよかった。















2012年3月10日土曜日

老人メイク


Before


After




Before



After



Before



After



おれのメガネをぉ




かけてもらったぁ




詳細はまた

Taiga








2012年3月8日木曜日

スチール撮影

今日は大人計画さんの新しい舞台のスチール撮りに行って
特殊メイクしてきました。
詳しくは後ほど。

「大人計画」ホームページ

2012年3月1日木曜日

日本画家 松井冬子 映像作品 解禁です




「松井冬子 展」
〜世界中の子と友達になれる〜

2011年12月17日〜2012年3月18日

横浜美術館にて開催中 「松井冬子 展」情報



そして、そして!

松井冬子 映像作品」がついに完成、解禁となりました。

こちらも共に、横浜美術館の大きなスクリーンでご鑑賞いただけます。

これを記念しまして今日、
横浜美術館にて、ROLEXさん主催「松井冬子 映像作品 完成レセプション」にご招待頂き行ってまいりました。



この映像作品

2012年1月26日に撮影を終え、どんな仕上がりになるのかずっと楽しみにしていました。

時間もなく、表現も難しく、でも楽しくて、美しくて、大好きで。

冬子さんの描くラインの美しさ、力と躍動感、生命力、受けてが感じる魂の揺さぶ
りをひとつも欠ける事無く表現できないと、映像にする意味がない。

携わる全ての方達がきっとそう思ったと思う。

それほどの覚悟を、それぞれが無意識に持ってしまうほどの作品
松井冬子さんは世に送り出してきた。

数年前、まだ学生上がりだった僕は、冬子さんの作品に出会った。

言葉になりませんでした。

普通は、いろんなこと考えながら作品を見ます。

しかし、まったく、真っ白。作品に顔を近づけたり離したり。

そしてため息。

数秒後に僕はどきどきとわくわくでたまらない気持ちになった。

贅沢だけど、この気持ち、いつか自分も人に与えたいって、その時思った。


出会えた事が奇跡。

そして、松井冬子さんの脳みそを表現する一人に選んでいただけたこと。

3分間の映像に、

しっかりと刻まれておりました。


夢を持って、やり続ける事。

こんな在り来たりな言葉が報われた時間でした。


帰り道、贅沢だけど、

産まれる手助けをする人ではなく
産み落とす母体になりたい!(まったくうまいこと言えてませんが)

そんなこと思ってまた、どきどきわくわくしておりました。



                         Taiga